WEBお役立ち情報

2025年1月23日

初心者向けHTML/CSSガイド:ウェブページ作成の基本

ウェブページの作成は、デジタル時代において重要なスキルです。この記事では、HTMLとCSSを使って、基本的なウェブページを作成する方法をステップバイステップで説明します。

初心者向けHTML/CSSガイド
HTMLとは?

HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページの骨組みを作るための言語です。タグと呼ばれる特定のキーワードを使用して、ウェブページの構造を定義します。例えば、見出し、段落、リンク、画像などをHTMLで指定できます。

基本的なHTMLタグ

<html>: ドキュメント全体を包むタグ
<head>: メタデータやタイトルを含むタグ
<title>: ページのタイトルを設定するタグ
<body>: ページの内容を含むタグ
<h1>~<h6>: 見出しタグ(数字が小さいほど重要度が高い)
<p>: 段落を示すタグ
<a href=”URL”>: リンクを作成するタグ
<img src=”URL” alt=”説明”>: 画像を表示するタグ
<div>: 区分を作成するためのタグ
<ul>: 順序なしリストを作成するタグ
<li>: リスト項目を示すタグ(<ul>や<ol>内で使用)
<ol>: 順序付きリストを作成するタグ

<div>タグの使用方法

<div>タグは、HTMLでセクションやコンテナを作成するために使用されます。スタイルやスクリプトの適用範囲を区別するのに役立ちます。

html
<div>
<h2>セクションのタイトル</h2>
<p>このセクションには、複数の要素を含めることができます。</p>
</div>

<ul>と<li>タグの使用方法

<ul>タグは順序なしリストを作成するために使用され、<li>タグはリストの各項目を定義します。

html
<ul>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ul>

CSSとは?

CSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブページの見た目を制御するための言語です。HTMLと組み合わせて使用し、色、フォント、レイアウトなどのスタイルを設定します。

基本的なCSSプロパティ

color: テキストの色を指定する
background-color: 背景色を指定する
font-size: テキストの大きさを指定する
margin: 要素の外側の余白を指定する
padding: 要素の内側の余白を指定する
border: 要素の枠線を指定する
display: 要素の表示方法を指定する(block, inline, noneなど)
flex: フレックスボックスレイアウトを指定する

CSSの適用方法

インラインスタイル: 各HTMLタグ内に直接書く方法

html
<p style="color: blue;">このテキストは青色です。</p>

内部スタイルシート: HTMLドキュメント内に<style>タグを使用して書く方法

html
<style>
p {
color: blue;
}
</style>

外部スタイルシート: 別のCSSファイルとして保存し、HTMLドキュメントからリンクする方法

html
<link rel="stylesheet" href="styles.css">

簡単なウェブページを作成してみよう

以下の例は、簡単なHTMLとCSSを使用して、基本的なウェブページを作成する方法です。

html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>私の初めてのウェブページ</title>
<style>
body {
font-family: Arial, sans-serif;
background-color: #f0f0f0;
color: #333;
margin: 0;
padding: 20px;
}
h1 {
color: #0066cc;
}
p {
font-size: 16px;
line-height: 1.5;
}
.container {
border: 1px solid #ccc;
padding: 10px;
margin-top: 20px;
}
ul {
list-style-type: square;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>私の初めてのウェブページへようこそ</h1>
<div class="container">
<h2>セクション1</h2>
<p>これはHTMLとCSSを使って作成された簡単なウェブページの例です。</p>
<ul>
<li>リスト項目1</li>
<li>リスト項目2</li>
<li>リスト項目3</li>
</ul>
</div>
<div class="container">
<h2>セクション2</h2>
<p>これから学ぶことで、もっと複雑なウェブページを作成できるようになります。</p>
</div>
</body>
</html>

その他の一般的に使用するHTMLタグ

<section> タグ

<section> タグは、文書内の意味のあるセクションを表します。通常、セクションは見出しと関連する内容で構成されます。

例:

html
<section>
<h2>セクション見出し</h2>
<p>これはセクションの内容です。</p>
</section>

<header> タグ

<header> タグは、文書またはセクションのヘッダーを定義します。ナビゲーションリンクやタイトル、著者情報など、紹介的なコンテンツを含めるのに使用されます。

例:

html
<header>
<h1>サイトの見出し</h1>
<nav>
<ul>
<li><a href="#home">ホーム</a></li>
<li><a href="#about">アバウト</a></li>
</ul>
</nav>
</header>

<footer> タグ

<footer> タグは、文書またはセクションのフッターを定義します。著作権情報やリンクなど、補足的なコンテンツを含めるのに使用されます。

例:

html
<footer>
<p>&copy; 2025 サイト名. 全著作権所有.</p>
</footer>

組み合わせた例

これらのタグを組み合わせて、基本的なHTML文書を作成することができます。

html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>基本的なページ例</title>
</head>
<body>
<header>
<h1>サイトの見出し</h1>
<nav>
<ul>
<li><a href="#home">ホーム</a></li>
<li><a href="#about">アバウト</a></li>
</ul>
</nav>
</header>

<section>
<h2>セクション見出し1</h2>
<p>これは最初のセクションの内容です。</p>
</section>

<section>
<h2>セクション見出し2</h2>
<p>これは次のセクションの内容です。</p>
</section>

<footer>
<p>&copy; 2025 サイト名. 全著作権所有.</p>
</footer>
</body>
</html>

上記が全てのHTMLタグではありませんが是非、参考にしてみて下さい。

WEBお役立ち情報一覧へ